2008年06月10日

今週の説教―「砂上に御殿を建てる愚かな人」

(マタイ伝7章終わり)

★ そういう愚かな人は、まずいないでしょう。嵐や洪水で見るも無残に崩れ流されていってしまいます。でも聖書には、キリストの言葉を聞くだけで行わない人の」家はそうなる、と記されています。たとえ聖書を丸暗記するほどよく知っていても、それを自分に当てはめようとしない人です。

今週の説教―「砂上に御殿を建てる愚かな人」★ 砂上に人生を建てる人とは、小さな自我、また自分の思いを
生の基礎にする人。結局神様を心と生活に深くは受け容れない人のことです。

★ あなたの最大の戦争の相手は神様です(ルカ伝14章)かつ
ての太平洋戦争は何と無謀なものだったことでしょう。でも人間はこういう愚かなこともするのです。そしてさらに愚かにも、神様に戦争をしかけている!・・・・私達の選択は、この神様の威力を無視して砂上の楼閣を築くのか、それともそれに降参し、つつましくても、岩なる神様の上に永遠の住まいを建てるか・・・。

★ 自己の思いを心の王座にすえている皆さんへ。それではイエス様がこの
世に来られたことも、十字架につけられたことも、墓からよみがえったことも、何の意味もありません。それらすべてをフイにしてしまっているのです。
しかしもし私達が自分の城を明け渡し(戦国時代の物語を思い出します)、和睦を求めるなら・・・相手は愛なる神様なのですから・・・すべてが変わってくるでしょう。

★ 警戒すべきは「決断を先延ばしする」ことです。これまで私達は随分色々聖書の言葉を聞いてきていることでしょう。でも、いつまでも「聞くだけ」で飛び込まない人が何と多いことか!「もう少し待って・・・」と私たちの心のどこかが叫んでいます。「神と子の世の富」の両方を手にしようとするずる賢い心です。いつまでも「二つの心」を持って迷っていてはいけません。疑いながら信じていても、何一つもらえるものはないのです(ヤコブ書1章)そういう人の家々は早晩崩れ去って跡形もなくなってしまうでしょう。



Posted by 矢沢牧師 at 10:20 │今週の説教
この記事へのコメント
矢澤先生

鶴岡ではお世話になりました。
ブログの開設、おめでとうございます。
神様の癒しの御手が豊かにありますよう祈ります。
Posted by 山本隆久 at 2008年06月17日 19:00