2008年10月17日

誰かがこう祈っている ①

      い の り   ①

★ 神様、私は人から愛される値打ちがない
人間なのではないでしょうか?どこかみんなと違っているのでしょうか、まわりの人がしっかり目を向けてくれはしない。どうでもいいやつ、なんて思われているようで寂しいのです。なんだか軽んじられ、うとんじられているみたい。だから生きている、という確かな実感がつかめないのです。そんな私があなたの愛に値するものなのでしょうか?
★ 私には本当の話相手がいません。少しおし
ゃべりしたり、近づいてくる人がいないわけではないのですが、でも気持まで素直に出して分かり合うまではほど遠いのです。そんな風にして毎日が過ぎていくのがつらいのです。イエス様、私はどうすればいいのでしょう?勇気と元気をください。私に心からの親友と呼べる人をお与えください。
★ 神様、私はむなしさを抱えています。懸命
に生きてきたのに、何もなし得ていないことに気づきました。私の生涯は何だったのでしょう。持っていたはずのすべてが一つ一つ奪い去られていきました。あとに残ったのはこの老躯のみ。神様、私はこのむなしさの中で滅び行くのには耐えられません。
★ 神よ、どうかこのわびしさ、むなしさを外か
らあなたの手でしっかり抱きしめてください。泣きじゃくる私に、「いい子だ、よくやった」と声をかけてください。



Posted by 矢沢牧師 at 14:13