2008年10月21日

もし毎日雨だったら・・・・(幼児説教)

2008年10月20日
       「もし毎日晴れていたら・・・毎日雨だったら・・・」
         (NO.29 すべてを育ててくださる神様 お話 ゆかり先生)
★ まつくみさんが毎日畑で野菜のお世話をしています。ナス、きうり、トマト、豆
、おいも・・・・みんな大きくなっています。お百姓さんも、たんぼや畑で大忙し、でもできた野菜やくだものが沢山お店に並んでいます。まつくみさんもお百姓さんもうれしそうです・・・・が・・・・。
★ 今日はいいお天気、ととも気持がいいです。外遊びも大丈夫。でももし毎日いい
お天気ばっかりで、雨が全然降らなかったらどうなるでしょう。地面はかわき、気温は高くなり、海の水はどんどん減って、魚が大量に死んでしまう。森の緑は消え、木々はみんな枯れ、山は丸坊主。道路も地割れしてでこぼこになり、車も走れない。水道の水も出ないので、手も洗えない、お風呂にも入れない。
★ いや、それどころかお料理もできないし、まず水が飲めなくなる・・・これはつら
いですね。赤ちゃんのミルクもつくれません。みんな「ああ水が飲みたい・・」と叫んで、フラフラになりながら、そこいら中をうろつくことでしょう。でも川や泉に行ってもみなひからびていて、一滴の水もない。そこに沢山の森の動物たちが骨と皮ばかりになって死んでいるのです。
そして田んぼや畑はどうでしょう。せっかく大きくなっていた野菜たち、豆もきうりも
かぼちゃも、何もかもがみな死んでいます。そう、もう世界全体が砂漠になってしまうのです。何とこわいことでしょう。

★ でももし逆に・・・・毎日毎日雨ばかり降っていたらどういうことになるでしょう。
畑の野菜くんたちは水ばかり飲まされます。それでも雨がやまなければ、もうアップアップ、おぼれて死んでしまうでしょう。かわいそうですね。さらに雨が続けば・・・・・道路もみんなのお家も、東京タワーも、大きな町も、そして森やついには高い山もすっぽり水の中に沈んでしまう。世界中が大きな海になって、生きていた動物も植物も人間たちも全部がその中で滅んでしまうでしょう。これではもうどうしようもありません。
★ さて、でもありがたいです。雨はちょうどよいくらい降るし、お日様はちょうどよ
いくらい照ってくれる。うれしいですねえ。洪水にも砂漠にもならない!そうしてくださるのは・・・・・そう、天の神様です。神様なんて全然信じない人のお庭にも、野菜が育つようにされる。そうして、いつの日にか、「神様、ありがとう」とお祈りできるようになる日を待っておられます。お庭に野菜や果物が育つのは、神様が一生懸命だからなんですね(まとめー園長)。



Posted by 矢沢牧師 at 08:10